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最近の活動について

7月14日 労働法研修会

 長野地方裁判所松本支部松山支部長を迎え、長野県弁護士会松本在住会館で労働法の研修会を行って戴きました。4月から労働審判を開始したこともあり、労働審判制度に関する長野県中南信地域での期待が高まっていますが、弁護士側の準備も整うよう、労働審判の利用に関するポイントをご説明戴きました。会社側としても労働者側としても労働審判制度を利用したことがありますが、やはりスピーディーな解決に至るという印象があります。

7月21日 松本少年刑務所視察委員会

 所内を一通り見学しました。受刑者の方々はここのところ減少傾向であり、比較的落ち着いた雰囲気です。刑務所のありかたを含め、刑罰のあり方については議論がありますが、先進国として恥ずかしくないあり方となって欲しいと思っています。

7月23日 松商学園甲子園出場決定

 松商学園が佐久長聖を下し、甲子園に出場することになりました。選手一同、足立監督、百瀬校長、生徒さんやOB、保護者、野球部後援会等、とても盛り上がりました。

7月25日 台湾からの介護施設視察の方々との交流会

 大学の先生を含む視察の方々との交流会がありました。日本の先進的な制度など、まだまだ日本は進んでいると思いますし、それらを参考にして戴ければ、東アジアの方々の役にも立つと思います。もっと交流を促進し、ゆくゆくはヒトモノカネサービスの自由移動になればいいと思っています。

7月29日 松商学園野球部後援会の会合に参加

 現実的な問題ですが、選手の宿泊やバスでの移動、ブラスバンド・応援団など、裏方の段取りも重要です。松本の皆様にも、大変なご協力を戴くのですが、OBである私の父も喜んでおり、協力させて戴いたとのことです。私も各所に寄付のお願いに行きました。ありがとうございました。

8月3日 日弁連外国人の人権救済員会労働PTの報告会に参加

 韓国視察状況についてご説明戴きました。日本の外国人技能実習制度の欠点を克服した韓国の制度や運用の状況について、報告されていました。

8月16日 甲子園初観戦

 生まれて初めて、甲子園に行きました。松商・藤井君のホームランには感激しましたが、3-6で敗れてしまいました。選手、保護者、校長先生や松商学園PTA会長、後援会の方々などの裏方の方々、お疲れ様でした。また頑張っていきましょう!

8月18日 富士通の方の勉強会に参加

 地域活性化のための取り組みや、人工知能についての勉強会でした。すでにパソコンやスマートフォンなど、使いこなすには至っていませんし、次のことをやればひとつ前のことを忘れる毎日ですが、早く人工知能を作って戴き、弁護士になり替わってもらいたいと思いました。

 マンガ家の浦沢直樹さんの「PLUTO」を読みましたが、ロボットに人権が与えられていました。近い(遠い?)将来、そういう日が来るのかもしれません。ロボットの感情に関するマイナス面として、忘れることができないことが挙げられていたのが印象的でした。近時、忘れられる権利という主張をされる方もいますが、大切なことだなあと思ったりしていました。

8月22日 夏休み勉強会の様子

 Mウイング・松本市中央公民館で、「夏休みの勉強会」をのぞいてみました。外国につながる子ども達のための勉強会です。東京では弁護士が日本語を教えにこのような教室に行っています。読み書き(=リテラシー)は生きていくための手段であり、人権そのものです。みんな笑顔で迎えてくれました。男の子が、「はい!」といって、アイスをくれました(笑)。

8月25日 奈良弁護士会で、日弁連自由権規約個人通報制度等実現委員会夏合宿に参加

 会員の個人通報に関する各国の事例検討と、坂元茂樹教授(神戸大学名誉教授・現同志社大学教授)のご講義をお聞きしました。国連の仮保全措置の法的拘束力などを理論的に分析されていました。例えば死刑判決が下されて、国連から正式決定が出るまで執行しないようにとの仮保全措置が出されているにも関わらず、これを無視して死刑執行してしまうなどの事案が複数紹介されました。日本が条約を締結する際、国際・国内二元論を前提としていますので、国内法制度(条約の国内担保法)を整備してから条約を批准するのが手順として一般です。そこで、死刑制度が存置されている日本において、死刑判決が出るたびに国連に個人通報されるという事態が当然予想されるので、まずは死刑制度を廃止してから、個人通報制度の批准をする必要が出てくるのではないか、委員会としてもロビー活動の上で、個人通報制度を推進するのであれば、死刑制度廃止を含めた活動が必要になるのではないか、という質問をしました。坂元先生は、例えば、カナダからの個人通報は多いけれども、だからと言ってカナダが人権保障の遅れている国かといえばそういうことはなく、個人通報制度が人権保障に資するものであるならば締結すればいいし、その結果、さらに人権保障が全うされるようになればよりよいことになる、との卓見でした。

8月26日 松本秀峰中等教育学校・秀峰アカデミア&野辺山電波観測所特別公開

 秀峰アカデミアで、保護者による授業が行われ、各分野の保護者20名ほどがお話をしました。私は今年で4回目になりますが、「ヒト・モノ・カネ・サービスの国際的移動と弁護士の役割について」というテーマでお話しました。それぞれ歴史的な事象も入れながら、ヒトであれば外国人労働力のお話や在留資格・難民問題など、モノであれば国際取引、国際海上運送など、カネであれば決済や為替、税金の問題、移転価格税制・租税回避など、サービスについては国境なき医師団の例を挙げて、弁護士も人権保障のために国際機関等で働くなど、多様なあり方を考えていくことができる、というお話をしました。

 その日の午後、野辺山電波観測所の特別公開日でした。45メートルの電波望遠鏡は綺麗で大きく、私には何をするものなのかよく理解できませんでしたが、一生懸命説明して下さる女性の大学院生の目の奥には、なんだか壮大な、とても素敵な美しいものが映っているのではないかと感じました。2時間弱しかいられませんでしたが、小さい望遠鏡で太陽フレアや黒点を観察したり、野辺山産のキャベツ1個100円を買ってきたり、雷の実験をしたりと、とても刺激的でした。

8月28日 地域の納涼会に参加

 甲子園の話をしたり、仕事の話をしたりと、いろいろなお話ができました。甲子園は、実力差があり、やはり勝つのは難しかった、との卓見を戴いたりしていました。来年こそ、甲子園優勝を目指して、頑張って欲しいと思いました。町会長とはその後もご一緒して、楽しく過ごさせていただきました。

8月29日 弁護士等の飲み会に参加

 松本周辺の弁護士と飲みながら、よもやま話をしました。お店もよい雰囲気で、ゆっくりできた感じでした。やはり野球の話をし、甲子園好きの方々のお話や、深志高校の活躍、松商の選手の話など、仕事とは離れた話もできたりして、とても楽しく過ごしました。

8月30日 松本在住会に参加

 松本周辺に在住の弁護士が集まり、随時会議をやっています。松本の会館がすでに手狭な雰囲気です。お弁当が出ました(もちろん自腹ですが)が、美味しかったです。弁護士の方々の今までのお話の中で印象に残っているのは、東日本大震災の時に、「我々の同胞が今でもがれきの下に埋まっているではないか、我々も協力をしてあげるべきだ」という意見が出された時の議論でした。時々、時間がもったいないとも思う議論もありますが、実のある議論も多く、難しいけれどもいい議論をしていきたいと思っています。


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