平成31年3月の活動
平成31年3月29日
グループホーム連絡会全体研修会@キッセイ文化ホール
厚生労働省の方の法改正に関する研修に引き続き、危機管理研修を行いました。今回は交通事故を主要なテーマとしてお話しました。
昨年12月に、介護施設の送迎車が林に転落するという事故がありましたが、これを受けて交通事故の予防や対応についてお話をしました。ほとんどすべての方々が、事故に遭遇すれば即119番通報をすると答えるのに、現場に遭遇するとこれがなかなかできないという実態があるということです。十分な予防や対応策を準備しておくことが、ご利用者様の命の尊厳をお守りすることにつながるものです。
平成31年3月28日
セクハラ対策講演会@山形村商工会
山形村教育委員会で、セクハラ対策講演会を行わせていただきました。人間関係を画一化して、これを言ったらいけない、などの決め手はもともとないのですが、基準も厳格化の方に流動化している最中ですので、いつ加害者になるか分からないと言った漠然とした不安があります。昔はこんなことをされたものだ、だから大丈夫、といった発想は通用しません。立場を分かりながら、お互いを思いやるということが基本となり、それでいいのではないかと思います。男女共同参画を進めるためにも、男性側の意識改革が必要ですね。
平成31年3月26日
栃木雪崩事故・遺族の会追悼式@栃木県・那須ファミリースキー場
教育委員会とは別に行うこととなり、教育委員会の追悼式は翌日行われました。子どもが亡くなる、ということは、何と悲しいことなのでしょうか。自分の未来が失われたも同然だと思うと、ずっと涙が出続けてしまいました。
こんなバカな事故を止められない弁護士の無力さを考えると、情けない思いも一杯でした。学校は一番安全な場所でなければならないはずですが、業務過多と思考停止を改善しなければ、またこのような事故が起きてしまうと思うばかりです。
平成31年3月21日・22日
学校事故・事件被害者全国弁護団 勉強会@鹿児島市
中川代表にご挨拶をいただき、各地でのご報告をいただきました。トピックでもありますので、第三者委員会関連の話題が多いのですが、弁護士会と同じことをやっていても意味がないので、会員の意見の活発さに期待するところが大きく、また、期に関係なく比較的自由に建設的でやる気のある意見がお聞きできるので、毎回とても刺激を受けています。今回は韓国の先生にもご参加いただきました。
平成31年3月19日
JITCO・監理責任者等講習受講
甲府で、国際研修協力機構(JITCO)の研修を受けました。当日は23人ほどの参加者でしたが、この研修、各地での定員がほとんど一杯で、なかなか受けられず、甲府での受講となってしまいました。
平成31年3月17日
松本市多文化共生フォーラム講演会@松本市Mウイング
「入管法改正と松本市の未来」と題して基調講演をし、その後、「外国人と日本人が地域でともに暮らすために」とのテーマで、パネルディスカッションを行いました。会場には顔見知りの方々もおられました。
入管法改正により日本社会がどのようになっていくのか、というより、人口減少の局面になり、何がどう変わっていくのか、その結果、どういうことを志向するのか、というお話のような気もします。外国人が増えるからどうなる、ということではなく、自分たちが主体的に、どう変わっていくべきなのかを考える必要がある問題だと思っています。
平成31年3月13日・14日
熊本視察・外国につながる子ども達のための視察調査@熊本市国際交流会館など
国際交流振興事業団だけではなく、NPO法人外国から来た子ども支援ネットくまもとの竹村朋子代表や、コムスタカの中島代表、教育委員会や中学校を回ることができました。
それぞれの方がとても熱い活動をされているのがとても印象的でした。在留資格や災害対策について、中島代表は、弁護士以上のご活躍をされている方でした。2016年の熊本震災当時、国際交流会館での外国人への対応により、キャロライン・ケネディ駐日アメリカ大使が国際交流会館を訪れたとのことでした。
平成31年3月2日
外国人関連シンポジウム@松本駅前会館
タイのエージェントと、中信多文化共生ネットワークの佐藤佳子さん、私とで、介護人材に関するシンポジウムを行いました。介護関係者が多く来られており、現場の人手不足を感じました。もはや求人を出しても無意味な状況を何とか打開しなければならず、熱心に聞いておられました。