答えは自分の中にある…
答えは自分の中にある…マライア・キャリー「Hero」
師走といえば、いつの頃からマライア・キャリーの季節のような気がします。「All I Want For Christmas Is You」(邦題:恋人たちのクリスマス)が流行った頃からでしょうか。
しかし私はこの「ヒーロー」という曲が好きです。「ヒーロー」とは英雄とか、多くの人々にとって有益なことをしてくれた人のようなニュアンスですが、ここでいうヒーローとは、自分を奮い立たせてくれるものというニュアンスだと思います。
心の中を探せばヒーローがいる。
自分がどうあるのか、恐れる必要はない。
魂にたどりつけばそこに答えがある。
自分の悲しみは消えていくはず。
そうすれば、進む力を持ったヒーローがやってくる。
恐れを投げ捨てて、生きられると知っているでしょう。
だから希望がないと思う時、自分を見つめて強く生きよう。
ついにはヒーローが自分の中にいることに気づくはず。
長い道のりを世の中に一人で立ち向かう時
誰もあなたを抱きしめる救いの手を伸ばしてはくれない。
心の中を探せば愛を見つけることはできる。
そうすれば虚しさは消えていくでしょう。
夢を追いかける難しさを神は知っている。
でも誰にも夢を奪われてはいけない。
頑張ろう、明日はやってくる。
いつか自分の道は開ける。
宗教観から来る違いなのか、自分の心を見通してそこから湧き出す勇気のようなものを自分の「ヒーロー」として、それが見えてくるという歌詞ですが、麻倉未稀さんの「ヒーロー」もそのような歌詞でした。迷いがあるときなどは、答えを見つけ出すのは結局、自分自身なのであり、それは洋の東西を問わないのでしょう。目の前の事態をなんとかしようと、勇気をふりしぼって弁護士のところに来て下さるお客様の心にも、そんな「ヒーロー」がおられることだと思います。それが答えを見つける第一歩になればいいと思っています。