最近の活動について
平成29年2月16日・17日
岐阜県可児市において、可児市教育委員会の日本語教室「ばら教室KANI」、および多文化共生施設「フレビア」見学。可児市教委桂川先生、フレビアの各務先生に、多文化共生に関する、自治体としての先進的な取り組みに関する貴重な数々のお話をお聞きしました。外国人労働力に頼らなければならない近い将来の日本のあり方を考えさせられました。子ども達を大切にしなければ、私達の未来もあり得ません。
平成29年2月18日
長野県弁護士会定期総会@ブエナビスタ
平成29年2月26日
東京都立小山台高校・定時制廃止決定についての集会@小山台会館に参加しました。長年に渡り多国籍の生徒を受け入れ、地域での協働関係を築いてきた小山台高校の定時制が廃止されようとしています。出身者の活躍や、この学校の大切さなどにご関心のある方が集まりました。マスコミの方々や、この分野の権威でおられる、佐久間孝正先生もお見えになっておられました。
平成29年3月1日
アルミニウム工場見学。基礎産業の現場を見ると、日常生活を支えるための努力の貴重さを考えさせられます。灼熱の溶けたアルミニウムを見ながら、従業員の方々の安全管理、BCPやサプライチェーンといった、企業努力の重要性を感じました。私達の生活はスマホやパソコン上のバーチャルなものではなく、現実の存在であり、生身の人間が生活しているのだ、という当たり前のことを実感させられた一日でした。
平成29年3月6日
松本少年刑務所・研修会。松本少年刑務所の視察委員会委員長をしていますが、その会議ではお聞きできない、再犯防止に向けた取り組みについてお聞きして参りました。諸外国に比べて刑事施設の状況が遅れていますが、日本でも努力をしています。
平成29年3月7日・8日
山形県能代市・のしろ日本語学習会訪問。代表の北川先生やご主人は大変気さくな方で、多文化共生に関する貴重なご活動を拝見しました。日本語が分からない児童や大人の方々に、日本語を教えればいいと思いがちですが、もっと深いものが根本にあることを教えて戴きました。愛知県名古屋市の河口先生や、フレビアの各務先生など、この分野でご活躍の方々は、先進的で素晴らしいと思わざるを得ませんでした。
平成29年3月14日
松本秀峰立志式@まつもと市民芸術館に参加しました。それぞれのお子さん達が、いろいろなお考えを披露してくださいました。
平成29年3月17日
介護施設・職員成果報告会@松本市Mウイングに参加しました。1年間の介護施設で働いておられる方々の報告会がありました。職員の方々への期待から、つい辛口の感想を言ってしまいます。
平成29年3月19日
日本外来小児科学会@岐阜県高山市・高山赤十字病院で、学校事故に関する講演をしました。傷ついた児童を見ておられる先生方は大変問題意識が高く、現状をなんとかしたいという思いが強く伝わってきました。
平成29年3月24日~27日
ベトナム・ハノイ出張。日本等への人材教育機関3か所、介護施設などを見学。
ベトナム軍事歴史博物館などを見学。日本の技能実習制度についてはともかく、特に東アジア圏の人・モノ・カネ・サービスの移動自体は盛んにすべきですし、それが各地の発展や人々の幸せに寄与することは間違いありません。人口減少下で、日本企業の競争力という点でも、もはや多文化共生を考えなければ将来は見えてきません。
平成29年4月2日
松本秀峰中等教育学校入学式@まつもと市民芸術館に参加し、小坂共榮校長、片倉康行理事長、信州大学名誉教授の米田保晴先生(会社法)に続き、祝辞を述べさせて戴きました。なお、同校の小坂共榮校長は、平成25年に「松本市の地震動と地盤の相関に関する共同研究」をされた方で、地域の安全にご尽力戴いた方です。これからの子ども達には、臆せず躊躇せず、やりたいことをやってほしいし、幸せになってほしいと願っています。
平成29年4月8日
蓼科高原CCでゴルフをしました。121でした。努力が足りません。
平成29年4月10日
「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」 視聴。
のしろ日本語学習会の北川先生に勧められて、拝聴しました。イタリアの職場環境、フランスの給食、フィンランドの教育、アイスランドの女性リーダー達、ノルウェーの刑務所などを紹介しており、カルチャーショックを受けました。息子を殺された方のインタビューで、「誰も加害者を殺す権利などない」と、真顔でおっしゃっていましたし、最も重い刑が懲役21年だったことは日本の現状と対比して、深く印象に残りました。私達日本人は、子どもを幸せにしようとたくさん勉強させようとしたり、死刑制度があれば犯罪はなくなるなどと思ったり…でも、これを見ると、私達は、全く間違った方向に向かって、一生懸命、誤った努力をしてきてしまったのではないかと思わざるを得ませんでした。もちろん、マイケル・ムーア監督も、そう思ったと思いますし、そもそも、それらがマイケル・ムーア監督の住む米国に発祥するものだったことも、愕然とした事実でした。
平成29年4月11日
信州大学・国際理解に関する講義受講。多数の留学生の中で、それ自体が多文化共生の授業でした。エキサイティングな名物講義で、時事問題や身近な問題に取り組み、自分の頭で考えさせられる授業です。受講した学生さん達は、いかに自分が無知であり、いかに自分が考えて来なかったか、ショックを受けるのではないかと思いました。日本の教育制度そのものにも問題があるのではないかと思わざるを得ませんでした。